ブルック・シールズ

女優ブルック・シールズは先日、アメリカの女性ファッション誌「Glamour（グラマー）」が選ぶ「2023年の女性たち」リストに選出され、「永遠の若さを追い求めることを止め、他人の意見は気にしない」と率直に語った。 【写真】ブルック・シールズと娘のローワン・フランシス・ヘンチーとグリエ・ハモンド・ヘンチー 長年スポットライトの中にいながらも、周りに流されずブレない印象の女優のひとり、ブルック・シールズ（58歳）。最近では、SNSやメディアを通じて、エイジング、美容医療、そして「細身になりすぎないこと」など積極的に自分の意見を述べている。 ■ジャケットにストッキングを合わせ、圧巻のスタイルと美脚を披露 58歳のブルック・シールズは、太ももまでの長いオーバーサイズのサンローランのジャケットにストッキングを合わせて読者たちを魅了した。アクセサリーには今セレブに大人気のARA VARTANIAN（アラ・ヴァルタニアン）のイヤリング、Prasi（プラシ）のネックレス、Tabayer（タバイヤー）とFernando Jorge（フェルナンド・ジョルジ）のリングを身につけ、サンローランの黒いパンプスを履いている。 一方、Instagramに投稿された短い動画では、編集長と共に、昔の「Glamour」の表紙を愛おしく振り返る様子が見える。多くのファンは、かつての子役スタートしても知られた若き日のブルック・シールズの表紙を見て大喜びし、多くの肯定的なコメントを寄せられた。あるファンはこう綴った。「彼女は私たち（女性）が目指すべき存在。多くの障害を乗り越え、虐待を経験しながらも、あらゆる意味で優雅の象徴」。別のユーザーは、彼女のヘルシーな体型に注目し、「脚！」とたくさんの星の絵文字とともにコメントした。他にも「年を取らない！」、「素敵！フィラーやボトックスで美しい顔を台無しにせずにいてくれてありがとう」などの意見が寄せられた。 ■年齢を重ねたからこそ得るものがたくさんある 編集長のサマンサ・バリーとのトークで、ブルック・シールズは“美しさ”そして美容整形手術に対する考え方について口を開いた。「それが本当に自分のために、正しい理由のために行われ、自分に必要なレベルの自信を与えてくれるのであれば、私はどんなことにも大賛成です。美容手術が女性に自信を与えるのを見てきました。でも、やり過ぎて坂道を下ることもとても多いのです」と述べた。「とにかく自分らしくなくなってしまうことは嫌なの。以前ボトックスを打った時、（『スタートレック』のキャラクターである）スポックのような目になって、“自分らしくない”って感じたわ。でも、フラクセルとかピーリングとか最新のものは何でも試したいわ。ただ、自分らしく見えないのは嫌」。 さらに彼女は「若さを追い求めることはもうやめました」と付け加えた。「40歳を超えた女性を思い浮かべてください。彼女たちには人生の歴史、活力、知性、責任感、適応力があります。多くの人は家族を育み、会社を経営し、さまざまな人間関係を構築しています。一部の文化では、私たちのような歳を重ねた女性は首長を決める賢い存在です。けれどアメリカでは、若さを追い求めて整形手術はかつてないほど増えています。私は若さを追い求めず、今を追い求めたいですね」。ブルック・シールズは、年齢を重ねていくことを励まし、勇気づけるメッセージを発信し続けている。 出典： Brooke Shields, 58, Highlights Her Endless Long Legs In Chic Blazer For 'Glamour' Women Of The Year Cover As Fans Say: ‘You Never Age!’ Brooke Shields Says She's 'Tired of Not Feeling Skinny Enough': 'It’s Boring' 文／山口華恵