なでしこJは3大会ぶりのメダル獲得を逃す。延長戦で痛恨の失点、強豪アメリカに0-1で敗れて準々決勝敗退【パリ五輪】
延長前半のATにロッドマンにゴールを許す
池田太監督が率いる日本女子代表は現地時間8月3日、パリ五輪の準々決勝で強豪アメリカと激突した。 【厳選ショット】120分にわたる死闘の末アメリカに敗れる… なでしこジャパン、パリ五輪をベスト8で去る|パリ五輪 準々決勝 日本女子0-1アメリカ女子 3大会ぶりのメダル獲得を狙うなでしこジャパンは、立ち上がりからボールを保持される展開が続くなか、集中力の高い守備で応戦する。 そして26分にようやく最初のチャンスを迎える。左サイドの敵陣深くで清家貴子が倒されてFKを獲得。長谷川唯がゴール前に鋭いボールを供給するも、味方には合わない。 35分には、ボックス内でボールを受けた田中美南が中に切れ込んで右足で狙うも、GKネイハーに正面で防がれる。さらに直後には前線でフリーになった守屋都弥がボレーを放ったが、枠を捉えられなかった。このまま0-0で前半を終える。 後半に入ると日本は徐々にリズムを掴む。51分、途中出場の浜野まいかのパスから右サイドを抜け出した守屋がクロスを上げたが、惜しくも味方には合わなかった。 その後は一進一退の攻防が続くなか、70分には長谷川が右サイドからゴール前に際どいボールを送ったが、シュートには繋がらず。 80分、ボックス手前の中央から長谷川がボレーシュートを放つも、大きく枠を外れた。このまま0-0で90分を終えて、試合は延長戦に突入する。 96分、自陣で南萌華がスミスにボールを奪われて、GK山下杏也加と1対1になる大ピンチを迎えたが、日本の守護神が好守で凌いだ。 しかし、延長前半のアディショナルタイムに痛恨の失点。ロッドマンに自陣ボックス内への侵入を許すと、ドリブルで中に切り込まれて、鮮やかなコントロールショットを突き刺された。 ビハインドを負った日本はその後、反撃に出るも得点は奪えず。このまま0-1で終了し、4強入りを逃した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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