安保瑠輝也vsライアン・ガルシアを正式発表。2分8R、-69.4kgで対戦。さらなる詳細は来週にアメリカで会見【RIZIN】
元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ)と対戦することが11月20日、正式に発表された。 安保は「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦し、内容で圧倒。試合後にリングサイドで試合を観戦していたガルシアがリングに上がり「3Rで安保選手をKOできると宣言します」などとアピールしていた。 RIZINはこの日、同大会のカード発表会見を都内で開催した。この2人の対戦については日本時間の19日早朝に米ニュースサイトで、その後、ガルシアが自身のSNSで対戦が決まったことを明かしていたのだが、榊原信行CEOが正式に発表したうえで「今週末くらいに僕と安保でアメリカに飛んで、アメリカで週明けに詳細の発表をしたいと思っている。すでにアナウンスされているのは正しい情報。2分8R。グローブのオンスも決まっている。来週の発表を楽しみに待ってほしい。世界に向けて、このカードが世界の市場に我々が10年間やってきたものと、ここにいる選手たちの試合を届けるフックになる。初出しの情報はアメリカから届けたいと思っているので今しばらく待っていただければ。ただ正式決定であることはご案内したい」とここまでの経過を明かした。 会見後の取材でアメリカでの会見については「ニューヨークかダラスかロス、その中の2都市でツアーのような形で2人が登場して会見を大々的にする形になると思う」と語った。また契約体重については-69.4kgとのこと。 大晦日についてはイベントは3部構成で行われるのだが、この試合はアメリカでPPV放送されることから午前10時くらいから開催の第1部の午後2時くらいに行われ、アンダーカードはボクシングルールのエキシビションスタイルの試合が3~4試合、MMAの試合が3~4試合の計7~8試合を行う予定。 榊原氏は「今まで北米に本格的な上陸はできなかった。ようやく10年目にして本格的に上陸する。まずは(米国PPVサイトの)FANMIOとパートナーシップを結び、北米は北米だけでこのカードのプロモーションをどんどん始めている。北米ではもうPPVを買えたりとか、これまでにないアクションができていることが日本にいても分かると思う。さらに強力なプラットフォームが次の会見では名乗りを上げてくる。RIZINにとっても安保にとっては世界に存在感をアピールできる千載一遇のチャンスだと思う」などとも語っている。
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