東北社会人サッカーリーグ1部は29日、各地で第16節を行い、2位のコバルトーレ女川（宮城）が引き分けたため、首位ブランデュー弘前FCの2年連続のリーグ優勝が決まった。日本フットボールリーグ（JFL）昇格をかけ、11月8日から茨城県などで行われる全国地域チャンピオンズリーグ（地域CL）に参戦する。 　29日試合がなかったブランデューは同日現在、全18試合中16試合を終え15勝1分けの勝ち点46。コバルトーレとは8点差あり、残り2試合を全敗しても逆転される可能性がなくなった。 　ブランデューの山本監督は東奥日報の取材に「2試合を残して優勝できたのは選手の取り組みと応援のおかげ。地域CLは（予選敗退した）昨年の経験を生かしながら結果を求めた戦いをしたい」とコメントした。 　地域CLは全国9地域から勝ち抜いた12チームが出場する。予選リーグと決勝リーグを行い、1位がJFLに自動昇格、2位はJFL下位チームとの入れ替え戦に臨む。 　2部降格圏の9位ボゴーレ.D.津軽FCは弘前市運動公園球技場で富士クラブ2003（岩手）に0－5で敗れ、残留へ後がなくなった。