福岡県内で確認されたSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額が50億円を超えました。 福岡県警によりますと、県内ではことし9月までにSNS型投資・ロマンス詐欺の被害が520件確認されました。被害額は合わせておよそ56億1000万円に上ります。 著名人をかたってウソの投資話を持ちかける手口は減少傾向にある一方、SNS上で知り合い、しばらくやりとりを続けて親しくなったと思わせた後で、金をだまし取ろうとする手口が確認されています。 また、ニセ電話詐欺の県内の被害額はおよそ11億5000万円で、去年の同じ時期に比べ、3億円近く増えているということです。 警察は、SNSや電話でお金の話が出た場合には「周りの人や警察に相談して被害を防いでほしい」と強く呼びかけています。