関東 年末年始は厳しい寒さに 雪はいつどこで降る? 空気の乾燥続く
北部山沿いは警報級大雪のタイミングも 帰省の足にも影響か
一方、関東の北部山沿いでは、強い寒気の影響で、たびたび大雪となるでしょう。 22日(日)から23日(月)にかけては、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込む見通しです。群馬県北部の山沿いや長野県北部などで警報級の大雪となる可能性があります。 また、27日(金)から28日(土)ごろにかけても、強い寒気が流れ込む影響で、山沿いの地域で大雪となるおそれがあります。年末の帰省ラッシュにかかるタイミングで、交通に影響が出る可能性があります。冬用タイヤやチェーンなど冬用装備を整えるとともに、最新の気象情報、道路状況を確認するようにしてください。
年末年始 気温は「平年より低い」 万全の寒さ対策を
今日19日発表された最新の1か月予報によりますと、この先、日本付近は冬型の気圧配置が強まりやすく、寒気の影響を受けやすい予想です。特に年末年始から年明けにかけては、「平年より低い」または「平年並みか低い」でしょう。年明け以降も引き続き、万全の寒さ対策が必要です。 また、天候は、平年より晴れる日が多い予想です。本州の南岸を通って関東の平野部に雪を降らせる低気圧の影響は受けにくいでしょう。ただ、一度の積雪でも交通などに大きな影響が出ますので、日々の気象情報を確認し、雪への心構えをしておくようにしてください。
日本気象協会 本社 田中 正史