インド、シン前首相の国葬実施 1日まで服喪
【ニューデリー共同】インドのシン前首相の国葬が28日、首都ニューデリーで執り行われた。インド経済の自由化を主導したことで知られ、26日に92歳で死去していた。国葬にはモディ首相やムルムー大統領、閣僚らが参列した。 政府は26日から来年1月1日までを服喪期間とし、半旗を掲げるほか、公的な娯楽行事を中止した。 シン氏は経済学者出身で、インド準備銀行総裁や財務相などを経て、2004年から2期10年にわたり首相を務めた。経済改革を推進し、インドの新興大国としての基盤を築いた。