石垣港に寄港していたアメリカ海軍のイージス艦が１３日朝出航し、これを受けて１１日から続いていた港湾労働者によるストライキが解除されました。 アメリカ海軍のイージス艦「ラファエル・ペラルタ」はおととい石垣港に寄港し、全港湾沖縄地方本部は港湾労働者の安全が確保できないとしてストライキを始めました。艦船の港の利用を巡っては石垣市が船の接岸は認めませんでしたが沖合に停泊させて乗組員が小型ボートで上陸することについては許可していました。 １３日午前９時過ぎ、イージス艦が出港したことを受けてストライキは解除され、港では待機していた作業員らがフォークリフトなどを使って船に積まれたコンテナを降ろしていました。 全港湾沖縄地方本部の山口順市委員長は港で働く労働者の安全を守ることや民間港を軍事利用させない思いを使用者側とも共有できた」とストライキの意義を強調しました。