米ビルボード77位のピコ太郎が会見(全文1)「僕で、すいません」
全米ビルボードの「hot 100」の77位にランクインしたピコ太郎が28日午後3時より、外国特派員協会で会見した。 【中継録画】米ビルボード77位に入ったピコ太郎が会見 ピコ太郎はタレントの古坂大魔王が扮するキャラクターで、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が独特の振り付けで動画共有サイト「You Tube」上で世界中に広がり話題を呼んだ。 全米ビルボードの「hot 100」への日本人ランクインは、1990年の歌手・松田聖子以来26年ぶり、7人目の快挙である。
ピコ太郎のスピーチ
司会:ピコ太郎さん、ここ日本外国特派員協会へようこそおいでくださいました。私は司会のアンディ・シャープと申します。ここで私なぞがあらためてご紹介する必要もないかと思います。というのはここ、日本外国特派員協会において、さまざまな名誉ある会員の皆さまに、あるいはゲストの皆さまにスピーチをしていただいてまいりましたけども、元総理大臣ですとか中央銀行の総裁ですとか、そういったそうそうたる方が来ていただいたのですが、ピコ太郎さんほど世界的に有名な方をお招きしたことはございません。 ピコ太郎:はい。 司会:で、今回、初披露ということで、「ペンパイナッポーアッポーペン」、「PPAP」のロングバージョンを初披露していただきました。このロングバージョンは2分ぐらいでしょうか。元のオリジナルの「PPAP」は50秒弱だったと思いますけども、今回初めてこのようなパフォーマンスを行っていただきました。皆さんご存じかと思いますけども、もともと数カ月前に始まったこの「PPAP」なんですけども、ソーシャルメディアでバイラルに、これが非常に強力に拡散をしていきまして、ものの何週間で全米ビルボードチャート26年ぶりの快挙を遂げたわけです。 で、ピコ太郎さんはもう世界的なファンをたくさんお持ちでありまして、その中にも有名人はいらっしゃいますが、例えばカナダのポップスター、ジャスティン・ビーバーさんが僕がインターネット上で一番大好きな動画だというふうにつぶやいたという実績もあるほどです。 では早速、ピコ太郎さんにスピーチといいますか、ごあいさつをしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ピコ太郎:僕で、すいません。とてもとても光栄なことでございまして、今、いろいろしゃべってもらったんですが、こういうのを全部こう聞いているだけで、今はもう本当に、きのうまではほぼ白髪だったんですが、今、自力で真っ黒になりました。 滑ってますけど。本当にこういう会に出たことがないので、基本的に小さな講演でお客さんがだいたいゼロから1ぐらいのところで歌っていたので、急にこうなって驚き、桃の木、20世紀でございます。 そんな感じです。