「起訴に足りる証拠を集められず」賭けゴルフ疑いの自民党県議ら13人を “全員不起訴処分” 熊本
熊本放送
賭けゴルフしていた疑いがあるとして告発され、書類送検されていた自民党の熊本県議会議員らについて、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 【写真を見る】「起訴に足りる証拠を集められず」賭けゴルフ疑いの自民党県議ら13人を “全員不起訴処分” 熊本 不起訴処分となったのは、自民党に所属、または所属していた県議や元県議ら13人です。 今年3月に県議らを告発した熊本市の女性は、県議らが2019年12月から去年7月にかけて、県内外で行ったコンペで「賭けゴルフ」を繰り返していた常習賭博の疑いがあるとしていて、警察は今年10月、書類送検しました。 熊本地検はきょう(12月19日)付けで13人全員を不起訴処分とし、理由を「起訴するに足りる証拠を集められなかった」と説明しました。 不起訴の判断を受け告発した女性は、「起訴されなかったことは大変残念。今後、検察審査会への申し立ても視野に弁護士とも相談したい」とコメントしています。 一方で、書類送検されたうちの1人、自民党県連の前川收(まえかわ おさむ)会長は、「特にコメントはない」としています。
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