<海に眠るダイヤモンド>鉄平と玲央はどうなる? 新井順子Pが語る最終回 まるで“恋リア”な告白シーン撮影秘話も
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の最終回2時間SP(56分拡大)が12月22日に放送される。最終回を前に、新井順子プロデューサーが取材に応じた。 【写真特集】最終回は2時間SP! 玲央、鉄平の運命は? 6話の朝子と鉄平のまるで“恋リア”なシーンも!
◇最終回で現代と過去の端島がリンク「謎解きがいがある、楽しんでいただける内容に」
ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
野木さんと新井さんの長崎旅行が発端となった今作。新井さんに長崎への今の思いを聞いた。
「端島の元島民の方のお話がたくさん聞けて、撮影もご協力いただいて、そのお話を基に、実際起こったこととフィクションを織り交ぜながら野木さんが構成を作っていきました。現在と過去のリンクというのはなかなか高度な展開で、見ている人は、最初どこに連れて行かれるのという感じだったかもしれませんが、第8話から現代と端島とのリンクがつながっていき、最終回は9話、10話と1本ずつのつもりだったんですけど合体バージョンになって、現代と端島がリンクすることで、謎解きがいがあるといいますか、楽しんでいただける内容になったと思います」と自信をのぞかせる。
ちなみに地元・長崎では第1~6話の世帯視聴率が平均で17.4%(ビデオリサーチ調べ、長崎地区)を記録。初回は25.1%(同)だったといい、「端島や長崎のツアーも予約が取れないらしい」と盛り上がっていることを明かす。
◇朝子がカメラに背を向けて涙をぽろり “恋リア”ばりの告白シーンは“神木演出”
第6話の鉄平(神木さん)が朝子(杉咲花さん)に告白するシーンは「まるで恋愛リアリティーショー」と話題になった。この場面は神木さんの提案で超望遠で撮影している。