元ウィンブルドン女王ルバキナ、ユナイテッド杯でイワニセビッチ氏とのタッグ始動
【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権の元女王エレナ・ルバキナ(カザフスタン)は26日、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の元コーチであるゴラン・イワニセビッチ氏(クロアチア、53)と新たにタッグを組んだことについて、豪シドニーとパースで開催される男女混合の国別対抗戦ユナイテッドカップを手始めに成果を上げられるだろうと自信を示した。 【写真特集】思わず笑顔に! どうぶつに癒やされるテニス選手 現在世界ランキング6位につけるルバキナは、イワニセビッチ氏とともにアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイでのトレーニングを終え、2025年シーズンの幕開けとなるユナイテッドカップに向けて、パースでカザフスタンのチームメートと合流した。 27日の初戦でスペインと対戦するカザフスタンは、第2試合のシングルスでルバキナが世界54位のジェシカ・ボウサス・マネイロを迎え撃つ有利な状況となっている。この試合はルバキナにとって、イワニセビッチ氏との新たな師弟関係における最初のテストとなる。 2023年全豪オープンのファイナリストであるルバキナは、「数週間一緒に過ごしたけど、ゴランは楽しい人」と話すと、「トレーニングの内容を多くは言えないけれど、良い準備ができた」「まだそれほど時間はたっていないけれど、特に選手としての経験や、彼がどのように準備していたかをもう学んでいる」明かした。 また、2024年シーズンはけがに悩まされていた中で、「毎日が勉強になっているし、体調も良くなっているから、ここでうまくいくことを願っている」とも語った。 通算24度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るジョコビッチと3月に袂(たもと)を分かったイワニセビッチ氏は、ジョコビッチがチームを刷新してアンディ・マレー氏をコーチに招へいした11月にルバキナと契約した。 2024年シーズンのルバキナは、最初の8大会で三つのタイトルを獲得したものの、その後は腰の問題と体調不良に悩まされており、そこからの復調を目指している。【翻訳編集】 AFPBB News