井岡一翔（右）とＴＫＯの木下隆行

プロボクシングのＷＢＡ世界スーパーフライ級王者の井岡一翔（３５）＝志成＝が２０日、ユーチューブのＡＢＥＭＡボクシングチャンネルの生配信に出演。友人のお笑いコンビ、ＴＫＯの木下隆行（５２）が進行し、視聴者からの質問に答えるなどした。 【写真】井上尚弥との試合でダウンしたルイス・ネリ 視聴者の「井上尚弥がダウンしました。井岡選手はどう見ていましたか？」という質問には「倒れたことはすごく誰から見てもサプライズですよね」と返答。「紙一重なんで、井上選手がいつも通り倒している場合もあれば、それが逆に起こってもおかしくはない。起こってからどういう風に対処するかっていうのが大事。起こってしまった後の彼の動き。カウント８までちゃんとレフェリーのカウントを聞いて、自分のタイミングで立ち上がって、その後の動きの取り方とかはすごい。それがすごかった」と説明した。 井岡はダウンを喫したときに備えた練習を昔はやっていたといい「でんぐり返しをリングで２０秒とか３０秒やって、目が回ったときに１、２って数えられて、膝をついて８になったら立って、一呼吸置いてからシャドーボクシングをするとか」と具体的な練習方法を明かした。 井岡はＩＢＦ王者のフェルナンド・マルティネス（３２）＝アルゼンチン＝との２団体王座統一戦（７月７日、東京・両国国技館）を控えており、２５日に渡米して米ネバダ州ラスベガスで約１カ月間の合宿を実施する予定だ。 興行はインターネットテレビのＡＢＥＭＡで独占無料生配信される。プロ戦績は井岡が３４戦３１勝（１６ＫＯ）２敗１分け、マルティネスが１６戦１６勝（９ＫＯ）。