近畿地方、朝晩ひんやり 京都は青空にうろこ雲で秋らしく
15日の近畿地方は高気圧に覆われ晴れ間が広まり、大阪管区気象台によると、大阪市内では同日午後4時までの最高気温が23.9度と、涼しくすごしやすい1日となったが、最低気温は13.3度とすっかり秋らしくなってきた。
京都府京都市のJR・近鉄京都駅前でも、観光客や修学旅行の学生が長そでや冬服姿で歩く光景が多く見られた。同市内も最高気温は23.9度だが、最低気温は11.9度と、朝晩はめっきり冷え込んできた。 駅前のベンチにすわっていた東京から来た観光客の女性(70)は「京都は定期的に来るけど、来月はいちばん紅葉もいい時になると思うんで楽しみ。きょうは、秋らしい空の下でゆっくり下見がてらの観光をします」と友人の女性らと楽しく会話をはずませていた。 同気象台によると、あす16日の近畿地方は午前中は高気圧に覆われ晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で午後から雲が広がり、南部では夜には雨が降る見込みだという。