マンダムが初のメンズ美容家電「イウム」発売 「ギャツビー」「ルシード」の知見生かし若年男性を狙う
ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの川上知大PB企画開発サブマネージャーは、同店と「イウム」の親和性を強調した。「『ドン・キホーテ』では美容カテゴリーの全体売り上げと比較して、男性用美容家電が120%増で伸長している」と話し、その中でも男性用グルーミングは150%増で、脱毛に通う男性のニーズを象徴する。元々マンダムのスタイリング剤の売り上げが高かったことに加え、同社が運営する電子マネー「マジカカード」の会員は1300万人のうち4割が男性だったことも、導入を後押しした。「イウム」の販売により、他店より男性比率が高いアドバンテージを生かし、差別化を図る狙いだ。既に約460店舗が取り扱いを決め、北海道では「ギャツビー」の人気スタイリング剤“ムービングラバー”と並列で展開して訴求する計画も進んでいるという。