【契約更改】DeNA京山将弥、2450万円で契約更改 中継ぎで自己最多の23登板
ロングリリーフもこなせる中継ぎとして自己最多の23登板。8年目の横浜DeNAの京山は「昨年は投球に関してあまり良くない状態だった。今年はしっかりと打者と対戦でき、充実していた」と語り、思い通りに投じられる喜びに立ち返った。 開幕2軍で迎えた今季、ファームの入来チーフ投手コーチから受けた「ストライクゾーンを狙うな」という助言が功を奏した。昨年は自身の投球フォームを見失い、思い通りに投球することすらままならなかった。生き残りを懸けた右腕は150キロを超える力強い直球を取り戻し、6月2日の日本ハム戦で608日ぶりの1軍登板を飾った。名前をコールされた時の喜びは格別だった。 来季もリリーバーとして勝負する。今年は経験の浅さから肩を温める時も全力で投げていたというが、試合状況を見ながら準備する必要性も感じたという。「先輩方に聞いたり、学んだりしながらブルペンでの過ごし方を大事にしたい」と力を込める。 掲げる目標は30試合登板。「チームに貢献してキャリアハイとなれば自然と数字も付いてくる」。落ち着いた口調に闘志をにじませた。(金額は推定)
神奈川新聞社