謎が多い鹿島、鬼木新監督は優勝で「代表監督」に、昇格組の「力量」と、期待したい「J1初指揮」の監督【日本サッカー「2024総決算」と「2025大展望」の激論】(9)
■Jリーグ最高の名監督になる「大チャンス」
大住「鹿島はブラジル路線から変更してから、不安定になったね」 後藤「あれだけ大きな変更をするなら、すぐにうまくいくわけがないんだから、少し腰を据えて、3、4年かけて良いチームをつくらなければいけないんだけどね」 ――鬼木監督にとっても大変な挑戦になりそうです。 大住「鬼木監督にとっては、すごく良いチャンスだと思うよ。ここで優勝したら、Jリーグ最高の名監督と言えるだろうね。まだ若いし、次の日本代表監督という話だって出てくるかもしれないよ」 後藤「Jリーグで3回優勝して、代表監督になった人(現在の森保一監督)がいるんだからね」 大住「4回優勝したら、そうなっても不思議はないよね」 後藤「力のある選手はいるわけだから、うまく運べば優勝を狙えるかもしれないしね」 大住「可能性はある」
■岡山・木山監督は「城福監督」になれるか
――J2から昇格してくるチームはどうなりそうでしょうか。 後藤「清水エスパルスは相当強い。横浜FCもそこそこ強いんじゃないの。ファジアーノ岡山は分からないな」 大住「岡山はひたすら真面目なサッカーをするよね」 後藤「木山隆之監督は、東京ヴェルディを輝かせた城福浩監督のようになれるか」 大住「真面目なサッカーで、チームとしてひとつの戦術をきちんとやり抜けば、そんなにボロボロになることはないと思うけどね」 後藤「戦力としての差を、どこまでそういうやり方で埋められるか。城福監督はヴェルディで、選手を成長させることで、その差を見事にひっくり返してみせたけど」 ――清水は強いですか。 後藤「清水は強いよ。なんでJ2にいたんだというくらい」 大住「少なくとも、2023年に昇格を決めておかないといけなかったよね」 後藤「そうそう。最後の詰めが甘かった。2023年はそういう詰めるべき場面が何度もあった。もうひとつ勝っておけば、ということが何度もあってねえ。2024年もそういう怪しいところがあったけど。それに秋葉忠宏監督は熱い人なのに、選手の熱が今一つ感じられないんだよな。何だか、きれいに勝つのが好き、という感じ」 大住「秋葉監督にとっては初めてのJ1での指揮になるわけだね。楽しみだよね」
大住良之,後藤健生
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