奥日光の登山シーズン終わり告げる 男体山の閉山祭 日光二荒山神社中宮祠
とちぎテレビ
奥日光の登山シーズンの終わりを告げる男体山の閉山祭が11日、男体山の登山口がある日光二荒山神社中宮祠で行われました。 閉山祭には氏子や地元関係者などおよそ50人が参列しました。 神楽殿では登山の安全を報告する神事が行われ、巫女が舞う八乙女神楽が奉納されました。 続いて、男体山の登山口となる登拝門の近くで中麿輝美宮司が男体山に向かい玉ぐしをささげ、山への感謝と今後の平穏を祈りました。 神社によりますと、閉山祭の前に、ことし最後の男体山への登山を楽しもうと午前6時の受け付け開始からおよそ100人が訪れました。日光市に来るのは初めてというスイスの男女2人組は「男体山はネットで調べて来ました。登れるのがきょうが最後とは知りませんでした。ラッキーです」と笑顔で話し山頂を目指して行きました。 今シーズンは4月25日の山開き以来11日までに去年とほぼ同じおよそ3万6千人が登山に訪れたということです。 神事の最後に神職たちが登拝門を閉めた後、中麿宮司がかんぬきを掛けて男体山の登山シーズンが終了しました。
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