韓国・釜山を訪問した外国人客 今年290万人超の可能性
【釜山聯合ニュース】韓国南部の釜山を今年訪問した外国人観光客数が290万人を超える見通しだ。釜山観光公社が20日までに伝えた。 目標の213万人をはるかに上回り、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年に記録した268万人も超える見通しだ。 これまで外国人観光客が最も多く訪れたのは296万人を記録した2016年で、今年はこれに迫る記録になることが予想される。 釜山観光公社の関係者は「コロナ禍以降、観光客がソウルに集中する傾向がさらに強くなり、済州、仁川などは2019年より観光客数が少ないが、地方では釜山だけが増えた」とし、「国際観光都市事業を5年間行い、海外マーケティングを通じてツアー商品を多く用意してきたが、釜山の認知度が高くなり成果が出たようだ」と分析した。 釜山観光公社は来年、外国人観光客が初めて300万人を超えると予想している。 国際クルーズ船の釜山港への入港も今年は165~170回程度だが、来年はすでに203回の入港が予定されているという。 同関係者は「仁川空港と金浦空港は運航数、便数がコロナ禍前の100%以上に回復したが、釜山の金海空港は路線数では95%程度、運航数では90%しか回復していないが今年成果を上げた」とし、来年は300万人以上の訪問が期待できると話した。
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