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全線開通した白山白川郷ホワイトロード＝１４日午前、大野郡白川村

雪が残る山を背に道を駆ける車＝石川県白山市、白山白川郷ホワイトロード

　岐阜県大野郡白川村と石川県白山市を結ぶ山岳観光道路「白山白川郷ホワイトロード」が14日、全線開通した。青空の下、ドライバーが新緑深まる山の中を爽やかに駆け抜けた。 　白山国立公園内を走る、全長33・3キロの有料山岳道路。今年は能登半島地震や、3月中旬の低温と降雪の影響で昨年より5日遅い開通となった。 　岐阜県側のゲート前では午前10時の開通を前に、17台の車が列を作った。前日の13日午後1時ごろから愛犬と共に待ち、一番乗りした愛知県岩倉市の男性（72）は「車中泊をして、川や鳥など自然の音を聞いて過ごした。山の景色を見ながらドライブを楽しみたい」と話していた。