岐阜4区で落選の金子俊平・前議員、自民支部長続投せず後援会も解散方針…運動員女性の胸触る
10月27日投開票の衆院選で岐阜4区(高山市など)に自民党公認で立候補し、落選した金子俊平・前衆院議員(46)が、支部長を続投しない意向を県連幹部に伝えたことが3日わかった。支部長は原則、次期衆院選の公認候補予定者が務めている。 【写真】金子 俊平氏 候補者プロフィル
陣営関係者によると、金子氏は選挙戦中の先月25日、車上運動員の女性の胸を触るなどの行為をしたという。事務所を通じて29日、「相手の方に対し、心から謝罪の意を表明する」とのコメントを出している。
県連内でも、金子氏を擁護する声は少ない。県連関係者によると、県選出国会議員による会合でも、金子氏に続投させるべきではないとの意見が大勢を占めた。県議の間でも批判的な意見が多く、県連は離党勧告も視野に対応するという。
金子氏の後援会組織も解散する方針で、近く表明する方向で検討している。
金子氏は当選2回。今回の衆院選では選挙区で敗れ、比例復活もならなかった。