小学2年生の息子のクラスがインフルエンザで学級閉鎖しました。息子は感染していない状態での休みなのですが、学級閉鎖中の給食費は払わなくてもよいのでしょうか?
学校給食は教材としての役割もある
学校給食は、子どもたちに食事を提供するだけではありません。教育の一環としても重要な役割を果たしています。 栄養バランスの偏りや朝食をとらない子どもたちが、食生活の課題を改善するために給食を通じて食に関する正しい知識を学び、健全な食習慣を身につけることが期待されています。この取り組みは、「食育」として学校教育のなかで位置付けられています。 給食には、旬の食材や地域特産の食品が取り入れられることが多く、子どもたちは日本の伝統的な食文化や地元の食材について学ぶ機会を得ているのです。
学校給食を受けられない児童や生徒がいる場合、状況に応じて給食費を減額する必要がある
学級閉鎖中の給食費については、文部科学省のガイドラインに基づき対応が行われます。このガイドラインでは、学校給食を受けられない児童や生徒がいる場合、その状況に応じて給食費を減額する必要があるとされています。 学級閉鎖の場合、学校はその状況を把握し、教育委員会に報告しなければなりません。その後、教育委員会が各児童の給食費を減額処理するのが一般的な流れです。 ただし、実際の運用方法は自治体や学校によって異なる場合があるため、具体的な対応については、息子さんが通う学校や教育委員会に直接確認することをおすすめします。 出典 文部科学省 学校給食費徴収・管理に関するガイドライン 文部科学省「こども未来戦略方針」を踏まえた学校給食に関する実態調査の結果について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部