38歳のベテラン長友佑都「あれが代表の魂、代表の基準」 サウジ戦の4人がかりでのシュートブロックを絶賛
日本代表は13日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選・第4節のオーストラリア代表戦に向けて調整を行った。 9月に38歳となったベテランの長友佑都。3試合連続のメンバー外となっているものの、練習では人一倍大きな声でチームの盛り上げ役に徹し、若い代表チームにおいて精神的支柱となっている。 長友は「誰もが真似できないからこそ、僕はここいると思っています」と自身に求められる役割に理解を示しつつも、「もちろん、選手としては試合には出たい。特にサウジアラビア戦の君が代を聞いたときに『やってやるぞ』という気持ちになって身震いをしました」と気持ちを吐露。ただ、「僕の目標は次のワールドカップにある。そのためには、チームが勝たなければいけないし、僕は勝たせなければいけない。それがどんな役割であってもです」とチームへの献身を誓った。 チームは開幕3連勝と最高のスタートを切っている。長友は「もちろん、甘くないのでね最終予選は。ゆるみや甘さから失点したり、結果がでないこともあります」と気を引き締めたうえで、「前回のサウジ戦の前半で僕が凄く印象に残っているシーンがあって、相手のシュートを4人がかりでブロックした場面。代表の魂を見た気がします。あれが代表の基準です。あのような集中力と緊張感があれば次の試合も必ずモノにできると思います。」と、身を挺して日本代表のゴールを守った後輩たちに期待を寄せた。 そして、何度もしのぎを削ってきたオーストラリアの印象については「監督が交代しても、やっているサッカーは大きく変わっていないように思います。ただ、僕たちが前回の最終予選で崖っぷちから立ち直ったように、オーストラリアからも同じような緊張感を感じる。そこが非常に怖いですね」と、ベテランらしく油断することなく、気を引き締めた。 日本対オーストラリアの一戦は、埼玉スタジアム2002にて10月15日(火)19時35分キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列とDAZNで中継される。
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