【レポート】NEWS増田貴久、初の書籍『MASU Styling log』発売記念記者会見レポ到着
■「10年間、1冊の本にしたいと言い続けた、その“夢”が叶いました」(NEWS増田貴久) 【画像】NEWS増田貴久 記者会見での様子(全3点) 増田貴久(NEWS)初の書籍『MASU Styling log』の発売を記念して、記者会見が実施された。本稿ではそのオフィシャルレポートを掲載する。 2023年、CDデビュー20周年を迎えたNEWSの増田貴久。普段から大のファッション好きを公言し、NEWSのライブツアー衣装も手掛けている増田が、私物のワードローブだけを使って自らスタイリングした「MASU Styling」は、雑誌『mina』(夕星社発行)で約10年間続いた大人気の“私服”連載。その集大成である『MASU Styling log』(イマジカインフォス発行)が12月18日に発売された。 “記録”などの意味を持つlog(ログ)という言葉を加えて再編集した本書は、10年に渡る私服カットをすべて掲載している他、ファッション愛にあふれたインタビューと、本書でしか見られない貴重な新規撮りおろしも実施されており、発売前にすでに3刷が決定。表紙は印象的なカラーを採用し、あえてカバーと帯がないデザインのスペシャル仕様となっている。 12月17日には本書の発売を記念して、都内で会見を行い、増田自ら、本書に懸ける思いや見どころをアツく語った。 雑誌『mina』にちなんで、イタリアの歌手ミーナ・マッツィーニの顔が大きくプリントされたインパクト大のビッグサイズのTシャツに、個性的な柄のパンツ、スノーブーツという私服コーデで会見に現れた増田は「10年間、1冊の本にしたいと言い続けた、その“夢”が叶いました」と晴れやかな表情を見せた。 まず発売前に決まった重版について聞かれると、「増田貴久の実力を下に見られていたかな(笑)」とニッコリ。こだわったポイントは「私服を自分でスタイリングする連載だったので、まとめ本の表紙は裸の写真で、本を開くと服をどんどん着ていくのって面白くないですかとカメラマンさんや編集さんに話していたんです。その思いをそのまんま形にできたので、裸で撮ることはこだわりました」とのこと。 裸でポーズをとるモノクロの写真は本書のための撮りおろし。「実際に本にしましょうと決まってからは話が早くて、1ヵ月後に裸の写真を撮りますって予定が決まったんです。でもマネージャーさんに土下座して(笑)、2週間延ばしてもらってジムに通ったので、本来の増田の何割引きかの状態です。普段はもう少し“優しさ”を身にまとっています」と、表紙のために身体作りを行ったことをユーモラスに明かした。 書籍のデザインも自らディレクション。「本棚に並べたときに蛍光色の本って、違和感があって目立つので、インテリアとして飾っても色味がかわいいかなと思いました。黄色はもともと僕が好きな色です。蛍光黄色か蛍光ピンクかで迷っていたんですが、ピンクもポイントで使ったので、結局どっちも入れた感じですね」周囲に本書を見せたかどうかと聞かれると、「まだ見せられていないです」と言いつつ、NEWSのメンバー、加藤シゲアキと小山慶一郎は喜んでくれているそう。「加藤は本を執筆しているんですけど、ついに僕も先生って呼ばれるところまで来たんだなということを話しました(笑)。NEWS内に“先生”がふたりいる状態になるので、シゲのキャラがブレるかもしれない」と冗談を交えて答えていた。 本書に収められた10年間を振り返って、「連載の初期はおしゃれに撮らなくちゃみたいな緊張感があるし、顔も幼い。大人っぽくなったり、痩せたり、太ったり、この時期、好きだったファッションだとか、この時期、このアクセサリーを毎日してたなとか思い出します」と増田。「まっすー、この時期こんな感じだったなと思っていただける作品になっています」と、まさに“log”というタイトルにふさわしい1冊となっていることを語った。 見てほしいページは?と尋ねられると、「何日も考えて打ち合わせをして、時間をかけて撮らせてもらっていたから、1枚1枚全部に思い入れがあるので、どれか1枚を選ぶのは難しいですが、裸の意味合いを回収する写真を最後に入れることで、この本がまとまるねとスタッフさんとも話していたので、最後のページの写真は見てほしいですね」と感慨深そうに答えた。 その後行われたフォトセッションでは、表紙のパネルを本のように持つアドリブも見せた。最後は「自分が大好きな洋服の連載が10年続いて、節目の年に本にできて夢が叶いました。自分の大好きなものが詰まった1冊になりました」とのメッセージで会見を締めくった。 書籍情報 2024.12.18 ON SALE 『MASU Styling log』
THE FIRST TIMES編集部