粘り気とコクのある風味が自慢! 自然薯の出荷シーズン前に試し掘り 君津市
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県君津市清和地区特産の秋の味覚、「自然薯」がまもなく本格的な出荷シーズンを迎えます。 粘り気が強く、コクのある風味が特徴の、「清和のじねんじょ」。 本格的な出荷を前に10月24日、試し掘りが行われ、地元の農家や市の職員らが、赤い粘土質の土の中で立派に育った自然薯を一つひとつ丁寧に掘り起こしました。 収穫後は、新鮮な自然薯をさっそく試食。 麦とろや煮物など、バラエティ豊かな自然薯料理が並び、参加者はその粘りやのど越しを味わっていました。 地元農家によりますと、2024年は猛暑や8月の集中豪雨の影響で、太くて短い形状が目立つものの、例年通り舌触りが良く、おいしい自然薯に成長したと太鼓判を押していました。 清和地区の自然薯は、11月1日から市内の直売所などで販売される予定で、約2万本の出荷を見込んでいます。 清和自然薯組合 小堀和平 組合長 「相対的には不作だが、味は例年通りで、清和自慢の味ができているので安心してほしい」
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