「LOUDNESS」充実の2024年から世界を翔る2025年へ 1985年のアメリカ本格進出から40年…全米、全欧ツアーを視野
【YFM 夕刊フジmusic】 LOUDNESSが充実の2024年を締めくくる。そして世界をターゲットにとらえる2025年へ。日本が誇るメタル&ハードロックの〝神〟が、ワールドワイドな輝きを放つ。 【写真】沖縄の大地でパワーをもらった高崎晃、山下昌良、二井原実 ‘24ラストスパートへ、14、15日は沖縄のライブハウス・7th Heaven KOZAで行われた『7TH HEAVEN FESTIVAL 2024』に、高崎晃、二井原実(14日のみ)、山下昌良が出演。メタルファンを沸かせた勢いのまま、きょう19日から鈴木政行を加えた4人で、『LOUDNESS WORLD TOUR 2024 GREATEST EVER HEAVY METAL in JAPAN~冬の陣~』に突入する。 「毎年12月は沖縄で大地のパワーをもらってから、ツアーラストに向かいます。締めくくりの東京の2日間まで、来年への夢と期待も込めての演奏を皆さんに届けたい」と高崎晃。 冬の陣は19日(木)が名古屋、21日(土)が高松、22日(日)が広島、24日(火)が大阪。28日(土)、29日(日)の東京は恒例、六本木EXシアターでの2日間だ。 「今年は春から日本全国を回り、9月にアジアツアーにも行けました。同じ9月にAMAMIKIYOとの夕刊フジ・ロックフェスティバルもあったし、とても充実していましたね。どの会場でもファンの熱気が伝わって、メタルの波が盛り返してきていることも実感しました。最後の最後まで楽しみです」 年間を通し、コロナの影響も感じられなくなった。世界にさらなる一歩を踏み出すにはいいタイミングだ。来年は春からの国内ツアーのあと、ワールドワイルドな活躍を見据えている。 「アジアツアーでは各地でとても歓迎してもらいました。台湾、シンガポール、特にマレーシアは、2000人規模の会場の熱狂が日本にも負けないくらいものすごかった。LOUDNESSを待ってくれている人が海外にたくさんいることが分かり感激しました。来年、アメリカツアーはコロナでキャンセルになった経緯があるのでぜひとも実現させたいし、久しぶりのヨーロッパも考えていきたいですね」 米アトランティック・レコードと契約し、5thアルバム『THUNDER IN THE EAST』を擁して本格的な全米進出を果たしたのが1985年のこと。同年夏にはモトリー・クルーとのツアーで、日本人アーティストとして初めてマディソン・スクエア・ガーデンのステージにも立っている。
あの栄光から来年で40年。「改めて世界と戦いたい」。メタル〝神〟が挑む機は熟した。