水原被告に12月量刑言い渡しへ 米加州連邦地裁が延期決定
【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州の連邦地裁は23日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の量刑言い渡しの期日を10月25日から12月20日に延期すると決定した。水原被告の弁護人が22日、延期を申し立てていた。 弁護人は、水原被告がギャンブル依存症に関する鑑定を受けるため、精神医学の専門家を探していると説明。連邦地裁に提出する書類作成に時間が必要だと主張した。延期について検察側と合意していたという。 大谷選手の口座から約1659万ドル(約23億8500万円)を盗み、スポーツ賭博の胴元側に不正に送金するなどした。