神戸MF井出遥也が今季初得点も後半に追いつかれ引き分け、3試合ぶりの勝利とはならず
◆明治安田J1リーグ ▽第17節 浦和1―1神戸(1日・埼玉スタジアム) 神戸はアウェーで浦和に1―1で引き分けた。前半15分にMF井出遥也が3試合ぶりのゴールを決めたが、後半に追いつかれリーグ戦3試合ぶりの勝利とはならなかった。 試合序盤、セカンドボールから攻撃の主導権を握る。前半15分、DF酒井高徳が右サイドからクロスを上げると、ゴール前の競り合いでこぼれた球がエリア左にいた井出のもとへ。転がってきた球をダイレクトでゴール左に決め、今季初得点となる先制点を奪った。前半のボール支配率は45%だったものの、相手のシュート2本に対し12本とチャンスを作り続けた。 しかし後半、ディフェンスの裏に抜けられる場面が多くなり、守備にほころびが生まれ始める。すると後半16分、右サイドからスウェーデン代表FWオラ・ソルバッケンのカットインを許すと、エリア手前でパスをもらったFW中島翔哉にゴール右へ決められ追いつかれた。その後は失点を許さなかったが、最後まで試合のペースを引き戻すことはできなかった。
報知新聞社