〝最強〟台風10号の影響、県内約3万戸が停電 南種子町は総戸数の95% 28日午後9時現在、長期化の恐れも
非常に強い台風10号の影響で、鹿児島県内では28日午後9時現在、奄美、種子・屋久地方を中心に約2万9060戸が停電している。九州電力鹿児島支店によると、台風がもたらす暴風や大雨の影響で作業員が現場に駆けつけられず、停電が長期化する恐れがある。 【写真】〈関連〉台風10号の進路予想図を地図で確認する(28日午後9時、気象庁ホームページより)
同支店によると、南種子町では総戸数の94.9%にあたる約3930戸が停電。奄美市約3900戸、喜界町約2710戸、鹿屋市約2580戸など。復旧の見込みは確認中としている。屋久島町では九電以外の事業者が供給している世帯でも停電が相次いでいる。 同支店は「切れたり垂れ下がったりした電線、折れた電柱は大変危険」とし、最寄りの窓口へ連絡するよう呼びかけている。
南日本新聞 | 鹿児島