【京都記念】3番人気のプラダリアがデッドヒート制して重賞3勝目 池添「いい内容だった」
「京都記念・G2」(11日、京都) 3番人気のプラダリアが直線でのデッドヒートを制し、昨年10月の京都大賞典以来となる重賞3勝目を挙げた。2着は1番人気のベラジオオペラ、3着は9番人気のバビットが入った。 最内枠からハナを主張しようとしたバビットを抑え、大外枠からアフリカンゴールドが果敢に逃げる展開。直線に入ると、ラチ沿いで粘るバビットを横目に、プラダリアとベラジオオペラが抜け出し、2頭の一騎打ちに。最後はプラダリアが激しい競り合いを制した。 勝利に導いた鞍上の池添は「直線抜け出してから(後ろから)足音が聞こえてきましたし、一瞬『あっ』と思ったんですけど、もうひと伸びしてくれたので、いい内容だったと思います」と笑顔。今後へ向けては「本当にしぶとく足を使ってくれましたし、この感じなら、前回(14着だった昨年の有馬記念)はG1という壁にはね返される形でしたが、また臨んでいけるんじゃないかなという内容だったと思います」とうなずいた。