スズキ「スイフト」が「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」受賞
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月12日、RJCが主催する「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」に、スズキの小型乗用車「スイフト」が受賞したと発表した。 スズキのRJC カー オブ ザ イヤー受賞は7年ぶり8度目の受賞。「スイフト」としては2005年、2010年、2017年の受賞に続き、4代連続での受賞となった。 今回受賞した「スイフト」は、2004年の発売から4代目にあたるモデルで、「スイフト」は2004年に発売して以来、これまでに世界で累計約954万台を販売。 今回のRJC カー オブ ザ イヤーの受賞理由としては、「歴代スイフトから引き継いできたスタイリッシュなデザイン性やスポーティな走行性能をブラッシュアップ。新開発のパワートレインにクラストップレベルの空力性能、軽量高剛性ボディなどでクルマ本来の基本性能を高めたうえで、最新の運転支援システムを採用したことを評価した」としている。 今回の受賞に、スズキの代表取締役社長 鈴木俊宏氏は「『スイフト』を『2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー』にお選びいただき大変うれしく思います。『スイフト』は初代が発売されてから、各世代でのRJC カー オブ ザ イヤー受賞を励みに進化を続け、日本をはじめとする世界各国で多くのお客様にご愛用頂いているスズキを代表するモデルです。今回の受賞を機に、今後も『スイフト』は世界中のお客様からさらに愛されるクルマを目指して参ります」とコメントしている。 34回目を迎えた本年度の「RJC カー オブ ザ イヤー」の選考は、2023年11月1日から2024年10月31日までに発表された国産車を対象に、RJC会員の投票によって実施された。2024年11月1日に「6ベスト」が選出され、その中から11月12日の投票によって2025年次RJC カー オブ ザ イヤーに「スイフト」が決定。 そのほか、輸入車部門のRJCインポート・カーオブザイヤーは「ミニ クーパー」、テクノロジー部門はBYDシールの「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」、特別賞として三菱自動車の商用車「トライトン」が選出された。
Car Watch,編集部:椿山和雄