FA宣言の阪神・大山悠輔、重視する点は「自分のなかでたくさんある。いろいろ考えたい」
阪神・大山悠輔が13日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。宣言残留も選択肢だが、獲得に乗り出す構えの巨人との争奪戦が予想される。 兵庫県西宮市の球団施設で取材に応じた大山は「(阪神で)8年間やってきて、今の自分を他球団の方からどういうふうに思ってもらえているか、どう評価されているかを一度聞いてみたいと、ずっと思っていた」と決断の理由を説明。 阪神とも残留交渉をしており、「残ってほしいという言葉をいただいたし、いろいろ話をさせていただき思いや気持ちも伝わってきた」と感謝した一方、「個人として評価を聞いた上でしっかり悩んで決断したい」と他球団との交渉を望んだ。チームを選択する上で重視する点は「自分の中でたくさんある。いろいろ考えて悩んで決めていきたい」と話すにとどめた。 茨城県出身の大山はつくば秀英高から白鷗大をへて、2017年にドラフト1位で阪神へ入団。2年目から今年まで7年連続で2桁本塁打を放った。また、昨年は「4番・一塁」で全試合出場。最高出塁率(4割3厘)のタイトルを獲得した。
中日スポーツ