5万尾のイワシ追う「海中ドラマ」公開へ シーパラダイス
横浜・八景島シーパラダイスは16日から「サーディンラン」にスポットをあてた新パフォーマンスを披露する。5万尾のイワシが大群泳する「壮大な海中ドラマ」になるという。 「サーディンラン」は、インド洋の沖合で5月下旬から7月にかけて見られる自然現象で、マグロやサメ、イルカなどが群れをなして移動するイワシを捕食しようと追走する様子を言う(サーディンはイワシの意)。 シーパラダイスでは、海中ショーとして、縦8メートル、横12メートルの大水槽で「サーディンラン」を再現。プロジェクションマッピングによる映像や音楽で捕食者を表現。照明も一新し、イワシが優雅に回遊するシーンでは静かな海をイメージした青に、捕食者に追われるシーンでは、危機を表現する赤にするなど表情を持たせる。 同社では「群れをなすイワシに割って入るシロワニやエイなの大型捕食者に対して、機敏で激しい動きをみせる群れの様子を楽しんでほしい」としている。実施は、1日3回から6回で、日によって異なる。