陸自オスプレイ事故を受け 市民団体が沖縄防衛局に抗議
2024年10月、与那国駐屯地で起きた自衛隊オスプレイの事故。市民団体が7日沖縄防衛局を訪ね日米共同演習の即時中止などを要請しました。 沖縄防衛局を訪れたノーモア沖縄など市民団体は「キーン・ソード」日米演習で即時中止要求などの要請書を伊藤局長に手渡しました。 その中で「キーン・ソード」演習で日米オスプレイの使用中止を求めるなど15項目が記されています。 沖縄防衛局の伊藤局長は「陸上自衛隊のオスプレイの事故が発生したことによりまして地元の皆さまにご不安を与えたこと誠に遺憾だと考えてございます。早急に原因究明を図りご不安ご懸念を払拭できるようしっかり対応してまいりたいと考えてございます」と述べました。 要請は、およそ1時間程度で終わり、その後、メンバーが記者団の取材に応じました。ノーモア沖縄戦・具志堅隆松共同代表は「訓練にしても沖縄の周辺の安全保障の環境が大変危機的な状況になっていますって。危機的な状況になっているのか危機的状況を作り出そうとしているのか」と話しました。 またメンバーは、「沖縄を二度と戦場にさせないことを目指していきたい」と訴えました。