ケインが代表100試合出場を自ら祝う2ゴール! イングランドがフィンランド撃破で連勝【UNL】
UEFAネーションズリーグ2024-25、リーグBグループ2第2節のイングランド代表vsフィンランド代表が10日に行われ、ホームのイングランドが2-0で勝利した。 グループA昇格へアイルランド代表との初戦をライス、グリーリッシュとアイルランド代表の世代別代表歴のある2選手のゴールで勝ち切ってカーズリー暫定体制のスリーライオンズ。連勝を目指した聖地ウェンブリーでのホームゲームではフィンランドを迎え撃った。 前節からは先発4人を変更。アレクサンダー=アーノルドを除くディフェンスライン3枚を入れ替え、ストーンズ、リコ・ルイス、コンサを起用。また、メイヌーに代えてアンヘル・ゴメスを初先発させた。なお、ケインはこの試合で代表通算100試合出場を達成した。 グリーリッシュをトップ下に配した[4-2-3-1]で臨んだイングランド。立ち上がりからサカ、ゴードンの両ウイングがタメを作りながら厚みのある攻撃を仕掛けていく。 21分にはボックス内でケインが強烈なシュートで決定機を作ると、以降は右サイドのサカが再三のクロスやシュートでゴールへ迫るが、なかなか仕留め切れない。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開し、前半終了間際にも波状攻撃からボックス右でフリーのアレクサンダー=アーノルドが右足を振るが、このシュートも枠の左に外れた。 スタッツでは相手を圧倒もゴールだけが遠かったイングランド。後半も同じメンバーで臨むと、立ち上がりにケイン、ゴードン、ライスと決定的なシュートを浴びせかけるが、いずれもGKフラデツキーのビッグセーブなどフィンランド守備陣の再三の好守に阻まれる。 後半も歯がゆい展開が続くなか、やはりゴールをこじ開けたのは百戦錬磨のエースストライカーだった。57分、相手陣内右サイドで縦パスをカットしたアレクサンダー=アーノルドがボックス手前右のケインの足元に繋ぐと、絶妙なファーストタッチと冷静な切り返しでDFをかわしてシュートコースを作った背番号9がGKフラデツキーの肩口を射抜く強烈なシュートを突き刺し、メモリアルマッチを自ら祝う代表通算67点目とした。 その後、足を痛めていたコンサに代えてコルウィル、66分にはサカとゴードンを下げてエゼとA代表デビューとなったマドゥエケを同時投入したイングランド。 アレクサンダー=アーノルドの正確な配球や途中投入の両ウイングの積極的なプレーで再三の決定機を作り出すと、デビュープレーヤーのお膳立てからメモリアルゲームプレーヤーに再びゴールが生まれた。 76分、アレクサンダー=アーノルドとのパス交換でボックス右に抜け出したマドゥエケが冷静に中央でフリーのケインへ横パスを送ると、腰の捻りを利かせた右足シュートを左隅に突き刺し、代表68点目を記録した。 これで勝利に大きく近づくと、指揮官は殊勲のエースとストーンズを下げてボーウェン、グエイの投入で交代枠を使い切る。その後も貪欲に攻め続けたが、エース以外にゴールを挙げることはできず。試合はこのままタイムアップを迎えた。 この結果、戦前から主役とみなされたエースのさすがの活躍によって2戦連続2-0の勝利を収めた暫定体制のイングランドが連勝に成功した。 イングランド代表 2-0 フィンランド代表 【イングランド】 ハリー・ケイン(後12、後31)
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