【オークス】ステレンボッシュ 3冠牝馬と遜色なし アパパネ&アーモンドアイの国枝調教師「同じくらい順調」
「オークス・G1」(19日、東京) 桜花賞馬ステレンボッシュは史上18頭目の牝馬クラシック2冠制覇を目指す。10年アパパネ、18年アーモンドアイと2頭の3冠牝馬を送り出した名伯楽・国枝師が期待を寄せる好素材。直前の気配を同師に聞いた。 -18日の最終調整は美浦Eで体をほぐし、坂路へ移動して4F66秒9-48秒5-15秒7をマーク。 「何の問題もないよね。ここまで不安はなく、いい形で調整ができた」 -3歳牝馬は調整が難しい面もあるが、この中間は2週続けて併せ馬の追い切りを消化した。 「加減をせずにしっかりとした追い切りができた。牝馬としては心強い。落ち着きもあるしね」 -これまで手掛けたアパパネやアーモンドアイのオークス出走時と比較して。 「ここに至るまでは同じくらい順調に来られている。現時点では全然遜色ないし、高いレベルにいる馬だと思いますよ」 -舞台は東京芝2400メートル戦となる。 「マイル戦だと前半でゆったり構えられないところがある。その点で今回の舞台はいいし、心配はしていませんよ」 -G1の2戦は中団から末脚を伸ばした。今回はどんな競馬になる。 「前半から張り切って行く馬ではないからね。位置取りは真ん中あたりでもいいし、展開によっていろんな競馬ができるタイプだよ」 -今回のレースで望むことは。 「スタートを五分に出て、しっかり位置取りを定めてほしい」 -10年アパパネ、18年アーモンドアイで牝馬3冠を達成。史上初となる3度目の同一年牝馬クラシック2冠制覇が懸かる。 「うまいこといってくれればいいですね」