「食のセーフティーネットに」那覇市松山に「フードパントリー」 食品を無償提供 セカンドハーベスト沖縄、県内2店目
【那覇】企業や団体、個人から寄付された食品を福祉団体などを通じて無償提供する活動に取り組むNPO法人「フードバンクセカンドハーベスト沖縄」(奥平智子代表理事)と「セカンドハーベスト・ジャパン」(東京都)は4日、那覇市松山にセカンドハーベスト・フードパントリー那覇店をオープンした。開設式典で奥平代表理事は「『ここに来れば食品を受け取れる』という食のセーフティーネットになってほしい」と語り、利用や寄付を呼びかけた。 子どもに無料でおにぎりや弁当を支援、年間利用者7700人に FMとよみが「未来チケット」 豊見城役所内の売店
フードパントリーは、支援が必要な時に誰でも食品を受け取ることができる場所。同団体がパントリーを開設するのは2023年12月に開いた豊見城店に続き2店目。休眠預金活用事業の助成を受け運営する。 利用するにはセカンドハーベスト沖縄が連携する福祉団体などを通じた予約が必要で、那覇市外の人でも可能。毎週月・水曜日の正午~午後3時に食品の受け取りができる。予約の上限は1回につき36世帯。活動を維持するための応援金として1回の利用ごとに千円が必要。 問い合わせや詳細はウェブで「セカンドハーベスト沖縄」と検索し、問い合わせフォームから。 (嶋岡すみれ)
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