新海誠監督の人気作が「SixTONES主演」で実写化…原作ファンは「改変する気満々やんけ」と猛批判
9月22日、アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が、2025年秋に公開される映画『秒速5センチメートル』で主演を務めることが発表された。 同作は2007年に公開された同名のアニメ映画を実写化したものだという。 【写真あり】新海誠監督の愛娘 アニメ版『秒速5センチメートル』といえば、映画『君の名は。』(2016年公開)や『天気の子』(2019年公開)、『すずめの戸締まり』(2022年公開)などで知られる新海誠監督が手がけた作品。 小学生のころ、転校によって離ればなれになった初恋の女性への思いを抱いた主人公・遠野貴樹を中心に展開する短編3連作のラブストーリー。 新海監督のファンからは、非常に人気の高い作品として知られている。 「実写版で松村さんが遠野を演じます。 ただ、原作では遠野の小学生時代、高校生時代、会社員時代とそれぞれが独立した形で描かれ、全63分の映画でした。 一方、実写版は約2時間の長編映画として制作されます。 上映時間が倍近くになるので、ストーリーを加筆することも考えられる。 脚本は新海監督と意見交換をしたうえで作られ、監督自身も『最も信頼する俳優である松村北斗くんに主演をつとめてもらえることにも、人生の不思議さを感じます』とのコメントを出していますが……」(芸能記者) 「新海アニメ」を実写化するのは今回が初めてとあって、注目度も高い。 ただ、Xでは実写化に対する批判の声も相次いでいる。 《秒速実写化って正気か?あれはアニメだから出せる情緒なんじゃないの?やるのはいいけどフィルムの端から端まで原作に忠実にやってくれよ、、、間違ってもオリジナルキャラやシーンは入れるなよ》 《は?秒速5センチメートル実写化? 先に言っとくけど絶対興行収入伸びないぞ。新海監督ならではのあの世界観とか雰囲気、実写版でどうやって表現するの?それを2時間とかもう改変する気満々やんけ》 《秒速実写化?まさか主題歌SixTONESじゃないだろうな?主題歌はOne more time One more chanceだよな?》 《あれは当時では信じられないくらいのクオリティのアニメーションだったこそすごかったんだよなぁ…主題歌変わったら暴動だね》 ストーリーの行方を不安視するファンも多いようだ。 前出の芸能記者は「2022年に実写化した映画『耳をすませば』を思い浮かべた人もいたのではないか」と話す。 「実写版『耳をすませば』は、1995年に公開されたスタジオジブリの同名アニメを主人公を清野菜名さん、相手役を松坂桃李さんで制作しました。原作は、中学3年生の男女の甘酸っぱい青春を描いていましたが、実写版は中学時代とオリジナルストーリーの“10年後”という二重構成だったんです。 原作にないストーリー展開やキャラクターの細かい設定を変えたことで“改変”に不満を抱く、原作ファンも少なくなかった。特にアニメ版で好評だった本名陽子さんの主題歌『カントリー・ロード』が、実写版で流れなかったことに反発する声が多かった印象です」(前出・芸能記者) こうした“悪夢”もあってか、『秒速5センチメートル』の主題歌を気にかける人も少なくない。 「アニメ版の主題歌は、山崎まさよしさんの『One more time, One more chance』です。 この曲は、新海監督の情感あふれる風景とマッチしており、原作ファンから好評でした。 実写版の主題歌はまだ発表されていませんが、原作ファンの熱量が高い作品なので、松村さんが所属するSixTONESの曲が使われれば、反発は必至でしょう。今後の発表内容が注目されます」(前出・芸能記者) ファンが“秒速”で離脱する作品にならないといいけど……。
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