【U23日本代表】過去の主な五輪落選一覧 ロンドン大迫勇也、アテネ鈴木啓太、リオ伊東純也ら
日本サッカー協会(JFA)は3日、都内でU-23(23歳以下)日本代表パリ五輪(オリンピック)メンバー18人を発表し、MF松木玖生(FC東京)GK鈴木彩艶らが落選した。世代の代表格としてはMF久保建英(レアル・ソシエダード)MF鈴木唯人(ブレンビー)も招集はかなわなかった。過去には五輪でメンバー漏れを経験しながら、のちにA代表で活躍した選手も多い。各年代の主な落選選手を紹介する。 【一覧】サッカー五輪代表に選ばれなかった主な選手 ▽21年東京 中村敬斗、伊藤洋輝、町田浩樹、菅原由勢、小川航基 通常18人のメンバーが、コロナ禍の影響で22人に拡大した。現在A代表で11戦9発と活躍する中村や、ブンデスリーガの強豪バイエルンへの移籍が決まった伊藤らがメンバーから漏れた。 ▽16年リオデジャネイロ 久保裕也、伊東純也、鎌田大地、守田英正、山根視来 パリ同様、欧州からの招集に苦しみ久保がメンバーから外れた。所属のヤングボーイズから当初は了承を得ていたが、直前に拒否された。現在は森保ジャパン主力の鎌田、伊東、守田らも選出外となった。 ▽12年ロンドン ロンドンオリンピック 大迫勇也、柴崎岳、柿谷曜一朗、原口元気、昌子源 ベスト4進出と躍進したチーム。その裏では、アジア予選でエースとして活躍した大迫がまさかの落選。しかし2年後、14年ブラジルW杯に柿谷とメンバー入りを果たした。 ▽08年北京 伊野波雅彦、家長昭博、青山敏弘、興梠慎三、 香川真司、本田圭佑、岡崎慎司、吉田麻也らのちのA代表を引っ張る選手が多数いる世代。落選した青山、伊野波は14年ブラジルW杯に出場した。 ▽04年アテネ 鈴木啓太、前田遼一、山瀬功治、長谷部誠、川島永嗣 最終予選で主将を務めた鈴木が衝撃の落選。長谷部は当時浦和で出番がなく、五輪世代には縁がなかった。川島も選出外を経験し、10年南アフリカW杯へ羽ばたいた。 ▽00年シドニー 遠藤保仁、市川大祐、戸田和幸、小笠原満男、小野伸二 アジア予選で負傷した小野が選外に。戸田、市川とともに02年日韓W杯では主力として活躍した。