今季のドジャースは「それほど手強く感じない」 パドレス地元紙が大谷翔平に警戒も「今季は本塁打1本、OPSは.752だ」と指摘
ライバル球団の激突が迫っている。 現地時間10月2日(日本時間3日)、ワイルドカードシリーズ(3回戦制)第2戦が各地で行われ、ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するパドレスは、本拠地ブレーブス戦に5-4で勝利。2連勝で2年ぶりに地区シリーズ(5回戦制)進出を決め、現地時間5日からは、大谷翔平や山本由伸を擁する宿敵ドジャースとの大一番に臨む。 【動画】右翼席へ豪快な一発!大谷翔平が54号本塁打を放つシーン ブレーブス撃破から一夜明けた現地時間3日、地元紙『The San Diego Union-Tribune』は、一本の記事を掲載。「さあ行こう。まただ。2連勝でスイープ勝ちのパドレスは、過去5年間で3度目となるドジャースとの地区シリーズに向けてロサンゼルスへ向かう」と書き始め、「ただ今回は、それほど手強く感じないかもしれない」と見解を示した。 さらに記事内では、ドジャースが2018年以来(短縮シーズンの20年を除く)初めて100勝に届かないシーズンを送り、22年の地区シリーズでパドレスに1勝3敗と負けている点に触れた同紙。「今季は、シーズンを通して負傷者リストにスター選手が名を連ねており、本拠地最終戦に勝つまで地区優勝を決められなかった」とも指摘している。 同シリーズの「注目選手」としては、フェルナンド・タティスJr.とともに大谷翔平を選出。「史上初めて50-50を達成した」「おそらく今季のナ・リーグMVP」などと紹介しながらも、「今季パドレス戦でわずか1本しか本塁打が出ていない。キャリア通算OPSも.752であり、これを下回るのはフィリーズの.746だけだ」とデータを取り上げていた。 偉才にとっても自身初のポストシーズンだが、はたしてどんな戦いが見られるだろうか。第1戦は、現地時間5日午後5時38分(日本時間6日午前9時38分)にプレーボールだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]