【MLB】佐々木朗希とジャイアンツの面談を地元紙が報じるも「契約は困難だろう」と悲観的
米サンフランシスコ・クロニクル紙(電子版)は23日(日本時間24日)、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の獲得に興味を示しているジャイアンツが「先週、南カリフォルニアで佐々木と代理人のジョエル・ウルフ氏と面談したとみられる」と伝えた。 ただ、同紙は「佐々木との契約は困難だろう」と悲観的だ。その理由は2つ。まずは来年1月15日(同16日)から始まる25年度の国際ボーナスプールが、ドジャースと同じく全30球団で最も少ない514万6200ドル(約8億870円)であること。 2つ目に佐々木を獲得した球団は6年間に渡る保有権を持つことができるため、「どの球団にとっても魅力的」という点を挙げた。ジャイアンツは争奪戦での優位性が低いとシビアに分析しているのだ。 ウルフ氏がウインターミーティングで「佐々木は小規模都市、あるいは中規模都市の球団を好む可能性があり、西海岸にいる必要性も他の日本人選手と一緒にプレーする必要性もないと述べた」ことを紹介した上で、ナ・リーグ西地区のライバル球団を警戒している。 「それでも、(同じ西海岸の)ドジャースが佐々木を獲得する最有力候補のようで、(佐々木を)追跡中の他のナ・リーグ球団ではパドレス、ダイヤモンドバックスが入っている」 ドジャースには大谷翔平(30)、山本由伸(26)両投手、パドレスにはダルビッシュ有(38)、松井裕樹(29)両投手がそれぞれ所属しており、有利とみられている。ジャイアンツに大逆転の一手はあるか。
東スポWEB