村上さんの100歳を祝福、先月の敬老月間にちなみ篠﨑市長、市内で今年度の百寿は78人【宇部】
先月の敬老月間にちなみ、宇部市の篠﨑圭二市長は2日、来年1月に100歳を迎える村上ミツさん(99)が入居する厚南沖の旦の有料老人ホーム・際波あかり苑を訪れ、長寿を祝った。市によると、市内で今年度中に100歳を迎える人は、1日現在で78人(男性8人、女性70人)。他の長寿者へは記念品を郵送した。 村上さんは1925年1月9日宇部市生まれ。職場が同じだった夫と20歳代でお見合い結婚。退職後は家事の傍ら畑で野菜作りをしたり、お茶を習ったりと充実した日々を過ごした。2017年に夫が亡くなり、その数年後から同施設へ入所している。 長男の嫁・恵子さん(71)と孫娘の菜摘さん(33)、関口舞さん(35)も見守る中、篠﨑市長が記念品に祝い状を添えて「おめでとうございます。これからもお元気で」と激励。村上さんは「市長さんにお会いできて光栄」と感激の涙を流し、会社勤めでは役員の口述筆記をこなしていたことを伝えるなど、会話を弾ませた。