バイオ研究室や解剖室など備える 愛媛大学に産学共同研究の施設が完成
あいテレビ
愛媛大学に、大学発ベンチャー起業などの研究拠点となる新たな施設が完成し、30日開所式が行われました。 【詳しく見る】城北キャンパスの施設は、延べ床面積およそ1550平方メートルの3階建て 30日の開所式では愛媛大学の仁科弘重学長らがテープカットをして、新たな施設「E.U.InnovationCommons(イーユー イノベーション コモンズ)」の完成を祝いました。 研究拠点となるこの施設は、城北と樽見キャンパスにそれぞれ設けられていて、このうち城北キャンパスにはおよそ7億7000万円をかけ、延べ床面積およそ1550平方メートルの3階建ての建物が新築されました。 内部には学外の人も共同利用できるバイオ研究室や解剖室などを備えていて、大学ではニーズに応じて有料で民間企業に貸し出し、薬の研究などで産学連携を想定しているということです。 仁科学長 「もうちょっと社会実装に寄ったところの研究もしたいと。ただ基礎的な先端研究もやりたいということで、そこのところとつなげていくのが非常に重要なので、そのための施設として考えています」