左から中日・涌井秀章投手と細川成也選手

◇プロ野球セ・リーグ 中日8-0広島(7日、バンテリンドーム) 中日は細川成也選手の3安打3打点の活躍もあり広島に大差で勝利。ヒーローインタビューでは大先輩に感謝を伝えました。 【画像】オールスターセ・リーグ監督推薦一覧 細川選手は初回2アウト満塁の場面で、九里亜蓮投手が投じた初球のシュートをとらえ、センター前に先制の2点タイムリー。「センター中心に打ちにいこうってことは心がけていたので、詰まった中でも落ちてくれたのでほっとしました」と振り返ります。 5回にはレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、6月8日以来1か月ぶりの猛打賞を達成。塁上で笑顔がこぼれた細川選手は「いいときの形のヒットでもあったので、あしたから続けていけるように、チームに貢献できるように頑張りたい」と力強く話しました。 現役ドラフトでDeNAから中日に移籍した今季は一気にブレイク。ここまでチームトップの10本塁打をマークしています。7月に入ると打率1割台と低迷、この日はファンの不安を吹き飛ばす活躍となりました。 ヒーローインタビューでは「ここ最近全く打てていなかったので、いつもお世話になっている(小笠原)慎之介さんだったり、昨日は涌井(秀章)さんにご飯のお誘いいただいて本当にパワーいただきました」と大先輩との食事会を明かした細川選手。 細川選手と同じく移籍組の涌井秀章投手は以前にも自身のSNSで食事会の様子を投稿。ポジションは違えどピンチのときに救いの手をさしのべる37歳右腕から大きなパワーをもらった細川選手は、打率を3割に乗せ、打点もリーグ3位タイに浮上しています。