カープ秋季キャンプ 新井監督「量をこなすキャンプに」 4位の悔しさバネに鍛錬の秋
広島ニュースTSS
今シーズンを4位で終えたカープは、4日から宮崎県日南市で、秋のキャンプ。 若ゴイたちの鍛練の日々が始まりました。 【新井貴浩監督】 「しっかとり量をこなしていくキャンプにしていきたい。数はこなすんですけど、漠然とこなすのではなしに、自分が持っている課題をしっかり取り組んでもらいたい」 4日午前、宮崎県の日南市で、若手選手中心に始まった秋季キャンプ。 昨シーズン4位の悔しさを晴らすべく、鍛錬の秋が始まります。 【新井貴浩監督】 「秋のキャンプが終わると、今度は自分一人でやる練習になってくると思うので、そこに入るまでには、自分の一ついい感覚というものを、ピッチャーにしても野手にしても掴んで入ってもらいたい」 午前中から早速、行われたのは、バッティング練習。 シーズン最終戦で4番を務めた仲田は、新井監督から熱烈なマンツーマン指導を受けていました。 さらに、午後からの打撃練習でも新井監督から声をかけられていた仲田。 来シーズン、右の大砲としての成長が待たれます。 一方、投手陣では、黒田球団アドバイザーから直接指導を受けた3年目の森が、「ストレートの質の向上」をテーマに、初日から100球以上を投げ込みました。 【森翔平投手】 「強い球を投げようと思って投げる前から力が入っていたので、そこはリラックスして、きれいに腕をたためたら力のある強い球が行くから、しっかり投げるときに一瞬出せるようにっていう話はしました。どんどん投げて覚えていくところだと思うので、レベルアップできたらなと思ってます」 また、今シーズン、プロ初登板で初勝利を挙げたルーキー常廣は、5日の侍ジャパンとの練習試合に先発する予定で、きょうはブルペンで、調整を行いました。 【常廣羽也斗投手】 「良いボールが行ったときは何でいいボール行ったかを自分で考えながらブルペンに入っていました。良いボールもたくさんあったので、一日一日感覚も変わってくるんで、より早く修正するための引き出しをたくさん持てるような準備をするのが、ブルペンだと思うので、それをこれからもしていきたい」 《スタジオ》 初日から熱のこもった秋季キャンプ初日でした。 キャンプは、若手中心となっていますが、山内さん。 どんなキャンプにしてもらいたいですか。 【TSS野球解説:山内泰幸】 「秋のキャンプが終わった時に自分の課題としていたことが明らかに克服できたと本人も周囲も分かるよう期待している。量をこなすことで質が上がってくると思います」
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