窃盗の疑いで男3人を逮捕した北海道警白石署（札幌市）

　札幌市豊平区の建設中の工事現場で、熱風ヒーター5台を盗んだとして男3人が逮捕されました。 　窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも札幌市に住む無職で44歳の男、32歳の男、42歳の男の計3人です。 　警察によりますと、3人は共謀して2023年11月18日から20日までの間、札幌市豊平区でマンションの建設現場から、熱風ヒーター5台（時価合計約52万8000円）を盗んだ疑いがもたれています。 　男らが盗んだ5台はいずれも灯油が54リットル入る高さ80センチ、幅48センチ、奥行71センチありました。 　別の事件で44歳と32歳の男が盗品等処分あっせんの疑いで逮捕されていて、その際の取り調べで42歳の男が浮上。防犯カメラの映像や、リサイクルショップで盗まれた品が発見されたことから容疑が固まり、事件から約3か月後の2024年2月29日に逮捕されました。 　警察の調べに3人とも容疑を認めていて、「リサイクルショップで売却した」「お金欲しさに盗みました」などと話しています。 　警察は3人の関係性を明らかにしていません。 　札幌市内では工事現場での窃盗被害が複数件発生していて、警察は男らに余罪があるとみて調べています。