創業35年の仕出し料理会社が事業停止 負債総額は約1億2500万円…「コロナ禍以降 冠婚葬祭が小規模化」“10年前は年間1000件の法要”→今は内祝いも激減―北海道旭川市
北海道旭川市の仕出し料理業「藤井調理部」が事業を停止し、破産手続きの準備に入ったことが分かりました。民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、負債総額は約1億2500万円です。 藤井調理部はバブル景気末期の1989年8月に創業しました。 会社や団体の記念式典のほか、内祝いのパーティーや法要の会食料理を提供。2004年には年間1000件の法要を手がけ、2006年から2017年までの11年間は売上高は2億円を超えていました。 ただ、同業他社との競争が激化し、人口減少で需要も減少。コロナ禍以降は冠婚葬祭の小規模化も加わり、2023年7月期には売上高が5300万円に。業績回復の見通しが立たず、4月30日に事業を停止しました。
UHB 北海道文化放送
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