現役最高の遊撃手は誰か?【立浪和義の超野球論】
うますぎた? 後輩2人
守備面で立浪氏がナンバー1に挙げた源田
先週号が遊撃手特集でしたので、今回は私もショートをテーマに書いてみようと思います。 私自身もPL学園高時代からショートで、プロでも1年目からショートのゴールデン・グラブ賞をいただきました。ただ、途中からセカンド、サードに回りましたし、自分がプロのレベルで「うまいショート」だったかと言われると、それほどではなかったようにも思います。 ほめていただくこともありますが、若いころは瞬発力があったので飛んだり跳ねたりができた。だから、うまいように見えたのではないでしょうか。 謙そんと思われるかもしれませんが、そうではありません。私の場合、後輩の存在も大きかったと思います。PLの後輩でもある宮本慎也現ヤクルトヘッドコーチや中日時代一緒だった井端弘和君ですね。2人の守備と比べると、自分はまだまだだったな、と思います。どちらも本当にうまいショートでした。 井端君に関しては、私がサード、彼がショートという時代も何年かありましたが、三遊間の打球が抜けたな、と思ったところから・・・
本文:1,040文字
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週刊ベースボール