国指定史跡「垂水島津家墓所」の石灯籠が倒壊 台風10号の影響で倒木直撃か 垂水
台風10号の影響で、鹿児島県垂水市の国指定史跡「垂水島津家墓所」で石灯籠が倒壊したことが30日、分かった。同墓所は鹿児島市の島津宗家墓所など4市1町の7カ所で構成される「鹿児島島津家墓所」の一つで、2020年に史跡登録された。 【写真】垂水市の位置を地図で確認する
被害があった石灯籠は、墓所の入り口右手にある10代当主貴澄の墓を構成している。倒木が直撃したと見られ、今後文化庁に報告する。垂水島津家墓所は20年7月に豪雨による土砂災害で、別の墓石など石造物9基が破損しており、併せて復旧を進める見込み。
南日本新聞 | 鹿児島