【K-1】7・7MAXアンバサダーに須藤元気氏 OBが闘う「マスターズ」設立にも意欲
立ち技打撃格闘技のK-1は21日、都内で記者会見を開き、K-1でも活躍した格闘家で、政治家の須藤元気氏(46)が「K-1ワールドMAX2024」(7月7日、代々木第2体育館)の大会スペシャルアンバサダーに就任すると発表した。 会見に出席した須藤氏は写真撮影でいきなりシャドーボクシングを披露。「政治家をやってても、昔K-1見てましたよって本当にすごく言われるんです。こうやってまたアンバサダーになれたっていうのは、なんかうれしいですね。あと、やっぱりガッツポーズとかやってると、なんか試合したくなってきちゃうなと。私、本当に松倉(信太郎)選手がアマチュアの時から一緒に練習とかしててですね。もし万が一、松倉選手の対戦相手が棄権とかあったら、出ちゃおうかなと。75キロなら何とか絞れるなと思ったり。まあ冗談なんですけど」などと笑顔で話した。 須藤氏はもともとレスリングベースの総合格闘家だが、02年からK-1ワールドMAXに参戦。日本代表決定トーナメントでは魔裟斗や小比類巻貴之とも激闘を繰り広げた。「僕自身も当時出てた選手と飲んだりしてるんで。(大会とは)別枠で(試合を)やれませんかね。絶対みんなやると思いますよ。燃え尽きてない人も結構いるんで」と話し、将来的にOBが闘う「K-1ワールドMAXマスターズ」設立にも意欲を見せていた。 須藤氏は今回の「-70キロ世界最強決定トーナメント」については「ブアカーオ以外の選手は絶対負けちゃダメですよ。負けたらK-1MAX自体がここまでかと思われちゃう。選手って、育ってどんどん世代交代していかなきゃいけないんで」と他の選手の打倒ブアカーオを後押し。そして今回、日本人3人が世界最強決定T1回戦で全滅した理由については日本代表決定Tがなかったからだと主張していた。